というわけで、きっちりまとめたいと思います!
今晩子どもに説明できる『東京都議選』~中学受験時事問題対策
49議席(前 6) 「都民ファーストの会」(小池百合子東京都知事が代表を務める地域政党)
23議席(前22) 「公明党」(都民ファーストと選挙協力を結ぶ)
1議席(前 3)「東京・生活者ネットワーク」(都民ファーストと選挙協力を結ぶ)
6議席(前13) 無所属(都民ファーストが推薦する候補)
23議席(前22) 「公明党」(都民ファーストと選挙協力を結ぶ)
1議席(前 3)「東京・生活者ネットワーク」(都民ファーストと選挙協力を結ぶ)
6議席(前13) 無所属(都民ファーストが推薦する候補)
というわけで「都民ファーストの会」が都議会第一党となったわけです(一番数が多いということ)。
一方、これまで57議席を持ち、都議会第一党であった自民党はというと、今回23議席と大幅に議席を減らし、「歴史的惨敗」と新聞でも報じられています。自民党は過去最低だった2009年と1965年の38議席を下回り、さらに改選前の半分以下の議席です。
小池パワーが凄かったんだな、と思うのは…何と都民ファーストには50人の公認候補者がいて、今回49人が当選しました。で…受験には関係ないのかもしれませんが、私的には落選した一人が気になります!笑
というわけで…ちょっと脱線して落選した一人について豆知識。唯一の落選者は「島部」と報じられています。
「島部」ってどこ?
ちなみにまた余談ですが…こちら島部の自動車のナンバープレートは「品川区」だそうです。東京都議会では島部全域で島部選挙区(定数1)を構成していますが、衆議院の小選挙区では品川区・大田区北東部(嶺町・田園調布・鵜の木・久が原・雪谷・千束・矢口の一部)と共に東京都第3区の一部に入ります。
小池さんが唯一応援に行けなかったところだけが落選というところが、小池パワーの凄まじさを物語っているなぁと思いました。
さて本題に戻ります。
女性候補の当選が過去最多の36人
有権者の関心は?
読売新聞が実施した出口調査によると、投票にあたり重視したのは
で「生活」に直結する問題に高い関心を示していることがわかります。
ここがポイント!
「二元代表制」
日本の地方自治体というのは首長(知事など)と議員を住民がそれぞれ直接選挙で選ぶ「二元代表制」を採用しています。相互に権限をチェックすることで公平性を保つのです。
*これと対するのは、「議院内閣制」を採用する国政。こちらは首相を議員から選びます。
首長は予算や条例などの議案を議会に出したり人事を決める権限を持ち、議会は議案の議決などで首長の行政運営を監視します。小池都知事が知事と都議会第一党のトップを務めることによって「議会のチェック機能が失われる」ことを防ぐために辞任をするようです。
小池さん、次は「国民ファースト」でしょうか!?
国政に進むのか、今後も目が離せませんね。