オアシスの代表曲『Don't look back in anger』
Oasis - Don't Look Back In Anger (Official Video)
マンチェスターの悲劇の現場で
❤️ Mancunians https://t.co/kkiofSq60q
— Noel Gallagher (@NoelGallagher) 2017年5月25日
後日行われた被害者支援イベント『ワン・ラヴ・マンチェスター』では3時間で2.8億円もの資金が集まりました。ライブイベントにはアリアナをはじめとし、ジャスティン・ビーバー、ケイティ・ペリー、マイリー・サイラス、ブラック・アイド・ピーズ、コールドプレイ、ナイル・ホーラン、リトル・ミックス、マーカス・マムフォード、テイク・ザット、イモージェン・ヒープ、ファレル・ウィリアムス、ロビー、ウィリアムス、リアム・ギャラガーなど…そうそうたる面々が、パフォーマーとして参加しました。
Chris Martin and Ariana Grande - Don't Look Back In Anger (One Love Manchester)
イギリスの国民的人気バンド、オアシス(OASIS)
英語読みでは「オエイシス」。
5人の男性で構成されたバンドですが、うち、二人、ノエルとリアムは5歳違いの兄弟(ノエルが兄)。しかしこれがまた仲の悪い兄弟で、バンド結成当初から解散まで、いや、解散後も、争いが絶えない、それはそれは仲の悪い兄弟として悪名高いのです。
この曲も多くのオアシスの曲同様、ノエルが作ったのですが、どちらが歌うのかで大喧嘩になったのは有名な話。ちなみにオアシスでリードボーカルを務めていたのは弟リアム・ギャラガー。なので、当然自分が歌うものだと思っていたのでしょうね。二人は喧嘩でコンサートを中座することも1度や2度ではなかったそうです。
そもそもこの曲は私の青春期1995年に発売されたオアシスのアルバム「モーンイング・グローリー」に収録されていた1曲で、その翌年1996年にシングルカットされたもの。
随分と昔の曲なんですね。イギリスでシングルチャート1位にもなり、その親しみやすいメロディーから、イギリスで『イギリスの国歌』と言われるまでに浸透し、折に触れ大合唱されることが多いようです。
『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』の 意味
直訳すると「怒りを抱えたまま振り返らないで」ですが
振り返るというのは、過去のことを考えるということだと思います。
和訳はこちらに適切なものがありました…とても自然に訳されていらっしゃると思います。
【和訳】Oasis - Don't Look Back in Anger: Better Than Liner Notes - 洋楽和訳ブログ
今回、ノエル・ギャラガーはこの曲の印税を密やかに犠牲者のご家族の元に届くようしたそうです。
後日談ですが、弟リアムが、兄ノエルが追悼イベントに参加しなかったことを非難したところ、イベント主催者がこの「印税寄付」の件を発表。これをうけて、弟リアムも印税寄付を決定したとのこと。ある意味、二人は永遠のライバルなのでしょうか。