2021年2月12日(金)
今日の日記はちょっと長いです。
今日は2月9日(火)に受けた早稲田大学本庄高等学院と
コロナ禍対応で2次面接のなくなった2月10日(水)に受けた慶應義塾高校と
昨日2月11日(木)に2次面接を受けた慶應義塾志木高校の
受験結果が一挙発表となりました。
ほんとこういうのヤメテ。心臓に悪い。
前日朝まであんなに自信満々だった息子は
慶應志木の2次を受けて帰宅したあとお友だちと色々話して
「塾高の数学、俺めっちゃできた」と言われてすっかり自信喪失。
息子も数学にはかなり自信があって「俺、ワンチャン満点かも」と言っていたのですが
「え⁉みんなできたの?」とみるみる自信喪失‥
実は息子は塾高を受けた日、「今まで受けた中で一番できた!」
と大満足で帰宅したので、私としてはその言葉だけでホントに大満足だったのです。
今できる100%を出し切るってなかなか難しいこと。
それを大本命の受験でできたっていうのが、勉強を続けてきて良かったと思えたから。
でも本人は昨晩、「起きてると不安ばかり大きくなる。でも考えてもしょうがないから」と言って9時に寝ました!(笑)
私もパパも、起きてると「そういえば中受の時も麻布が一番自信があるとか言ってたよね」とか💦ロクなこと考えないのでみんな早めに就寝。
そして今朝、、息子は青山学院高等部の受験に。
パパは日帰り出張。
残された私は仕事の休みをとっていたので、朝9時の本庄の合格発表に備える…
そして朝9時、本庄の試験結果を確認…
しなきゃいけないのに
確認して息子とパパにメール入れとかなきゃいけないのに
ドキドキして見れない💦
意を決して、サイトでひとり確認。
受かってたー!
そうか、確かに早稲アカの先生も「ぶっちゃけ本庄1勝」って言ってましたもんね!
とりあえず早慶ひとつ取れた(嬉しい♡)
で、パパにもメール。
パパからは「よし!次は志木だね」って…
ちょ、待って。志木、見れない💦ドキドキする…あと1時間かあ。
10時の志木発表時刻になっても、見る勇気のないわたし。
10時10分。えっと…試験が終わったら息子に見てもらおうかな、なんて思って
一応要項をチェックすると、志木の合格発表は10時から12時までの時間限定掲載( ゚Д゚)
ヤバい! これは私が頑張らねば。
意を決してサイトを開く。
ない…ない…あ、合格発表のURLがない…
1次発表の時と同じ過ちを繰り返すわたし。
もうすでにかなりテンパっている。
だって、我が家の集大成ですよ!
「これがダメだったら、今度は大学受験なの?無理無理…」
と自問自答しながら必死に1次試験のときに息子に写メしたURL写真を探す…
そしてURLをパソコンにうちこんで、ため息をつきながらクリック
で、掲示板のようにずらーっと数字が並ぶのです…
この中に自分の数字を探してなかったこと何度もあるわ…💦
嫌だなーこれ…と思いながら祈りながら探しました。
あ…あ…
あったーーーーー
嘘みたいーー
ホントなのーー!?(歓喜)
速攻、パパにメール。試験中の息子にもメール。
そしてなぜか実家の母に電話(笑) ←しかも1か月ぶり。
誰かに喋りたかったんだと思う!
もうほんっとに嬉しくて♡
「あーもう志木でいい!ってか、志木ありがとう!志木行きたい!」←いや行くのわたしじゃないから。
第一志望の慶応義塾高校の合格発表までは2時間。
しかもそれは青学試験終わりの息子が自分で見ると言っているので
それまで落ち着かないこと。
パパに「いちお、お金用意しといて!志木に振り込むから!」と焦りまくるわたし。
「いくら?」と聞かれて、30万くらいかな?と思って要項を再チェック。
なんと、約100万!!(驚愕)
とにかく、ちょっとビビりましたが…パパは冷静。
その後の時間の長いこと。
もう私は志木に合格しただけで大健闘だと思っているので
ちょっと一安心。
実は昨晩息子に「志木はみんな高校から入るし、志木って凄くいいと思う。
Twitterの民もみんな面白そうだし(←そこかよ(笑))」と言うと
『そういうこと言うのやめて。フラグ立っちゃうじゃん。
ぼくは、慶應義塾高校に入りたいんだよ!』
と力強く言われました。
そうなのかーそんなに入りたかったんだね(←え?今さら?だってその割に努力が‥と思ってしまった母)と感慨深く、そして、出来るならばその願いをかなえてあげたいなーとしみじみ思いながら眠りにつきました。
だから慶應義塾高校の発表を見るのが怖くて怖くて。
志木に合格したことはもうほんとに嬉しくて、
それだけで彼の高校受験は大成功だったと心から思えるけれど
前日のその強い思いを知っているからまた挫折するのを見るのが怖くてねー。
色々と複雑な思いで…また寝ました(笑)←何回寝る?わたし💦
いや、ほんと緊張の連続で疲れるんですよー💦だから一挙発表とかってほんと疲れる。
お昼寝から起きたら1時ちょっと前。
息子は帰宅してからチェックすると言ってたなーと待っていると
メールが…
「受かったよ」
え?
ええ?
ほんとに?
見間違いじゃね?
慌てて自分でもチェックしてみようと思うも
受験番号どこにやったのか(まとめて机の上に置いていたはずなのに!)
どうやって見るのか(記憶喪失)
パソコンで見たらいいのかスマホなのか(どっちでもいい)
もうMAXにてんぱって、意味がわからない。
バタバタしていると息子から電話が…
「ちょっと、今どこ?」と聞くと
「電車の中。友だちと一緒に見た」って…
え?昨日の緊張や不安はどこに?
その後私もようやくサイトにアクセスしチェックすると
息子よ、出来過ぎだよーーー(泣)
なんて結末なんだ。
今日受けた青学の結果はまだ出ていませんが
まさかの、まさかの、高校受験全勝
え、うちの愚息、中学受験全落ちですよ。
決して優等生でもないし
自分から進んで勉強するでもなし(脱力)
内申取れず併願探しに苦労して(汗)
11月に帰省したときにはばあばに漫画を3万円分買ってもらって読みつくし(怒!)
今年の1月1日は初日の出を中学の友だちたちと自転車で見に行っていた愚息。
3年前には想像もつかなかった未来が待っていました。
何だか夢のようで、実感わかず。
今日で高校受験が終わるなんて信じられず
青学だけじゃなく、実は都立高校も出願しているわたしでした(笑)
慶應義塾か慶應志木かは、実は少し悩んでいるみたいですが(志木の少人数制も捨てがたい様子)、なんて嬉しい悩みなのでしょうか。
まだ受験が続いている方も大勢いらっしゃると思うので
嬉しさを前面に押し出すのも…と思いましたが
我が家の記録は我が家の記録として、中学受験から続くこの記録は
ライブ感が大事だったと思い、敢えて今日記しました。
全落ちの時もその日に書きましたしね💦
公立中に行って大親友ができ、地元の塾に行って励まし合える大事な戦友たちと出会えるなど、彼は人に恵まれたと思っています。
今日、合格を知ったその足で、息子は一番したかったことをしに行きました。
(私も一緒に行きたかったのに、断られました)
それは、中学受験のときにお世話になった塾に挨拶に行く事。
実は全落ちした後は、合格報告会などに顔を出せませんでした。
中学受験で、彼がチャレンジをするのを見守ってくれた先生。
「全落ちするかもしれませんよ」と面談で言いながら
「でも、それも悪くはないと個人的には思います。ただ、彼の努力を考えると成功体験をひとつでも作ってあげたい」と塾長は言いました。
それを私たちは突っぱねました。
そこは私とパパが反省すべきところだと思っています。
13歳が経験するには痛すぎました。
どこも受からないで沈む彼を励まして奮い立たせてくれた先生方。
中学2年で個人塾から早稲アカに転塾したとき、思い切って再度門をたたき
3ヶ月数学のサポートをお願いしました。
「君は能力が高いのだからどこにでも受かるよ」と優しく励ましてくれて
いつでも待ってるよと支えてくれました。
息子は今回初めて成功体験ができました。
それは想像以上に気持ちの良いものだったようです。
まだまだ始まり。
ここから目標を持って頑張らないとね。
このブログは思いがけない方向に進みましたが(中学受験成功体験の予定でしたが)
何ともまあこんなハッピーエンディングを報告できるなんて
嬉しい限りです。
全落ちしたときに、読んでくださる皆さんにいただいたコメントは
どれもとても励まされました。
力になりました。
取り急ぎ結果のご報告を、感謝を込めて。